- 徳島県
そば米汁
昔、徳島の祖谷(いや)地方は山々に囲まれており、米が育ちにくい気候とされていました。
その祖谷地方に源平合戦で敗れてしまった平家がやってきて、米の代わりとなり、なおかつ栽培期間が短いそばの実を育て、そばを作ることが定着したと言われています。
「そば米汁」はそんなそば文化から生まれた郷土料理です。
材料(2人分)
- そば米
・水 - 60g
2.5カップ
- そば米
- 鶏もも肉
- 50g
- 日本酒
- 大さじ1/2
- ちくわ
- 1/2本
- ニンジン
- 1/8本
- 干ししいたけ
- 1枚
- こんにゃく
- 1/6丁
- みつば
- 2本
- 煮干し
・水
・干ししいたけの戻し汁 - 6尾
2カップ
適量
- 煮干し
- <A>
・薄口しょうゆ
・本みりん -
大さじ1
大さじ1/4
- <A>
- すだち
- 1個
- ① 煮干しは頭と腹ワタを取り除き、土鍋に水と共に入れ、1時間以上浸しておく。別の鍋にそば米と水を入れ、中火で12分程度茹でたら、水洗いしてザルにあげておく。干ししいたけはぬるま湯(分量外)で戻し、細切りにする。戻し汁はとっておく。ニンジンは皮を剥いていちょう切りにする。みつばは1.5cmに切り、こんにゃくは2cmの短冊切り、ちくわは薄めの輪切りにする。鶏もも肉は約2cm角に切り、日本酒を振りかけてサッと揉んでおく。
- ② 煮干しと水の入った土鍋に干ししいたけの戻し汁を加えて火にかけ、沸騰後2~3分したら煮干しを取り出し、Aの調味料を加える。
- ③ ②に、そば米、ちくわ、みつば以外の具材を入れて、あくを取りながら中火で煮る。具材に火が通ったら、そば米とちくわを入れて更に煮る。最後にみつばを散らす。4つ切りにしたすだちをお好みで絞りかけながらいただく。