冬だから、鍋と日本酒

鍋と日本酒巡り

長崎県
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具雑煮

具雑煮は島原を代表する郷土料理のひとつ。
江戸時代初期1637年に起こった島原の乱で、総大将の天草四郎が37,000人のキリスト教信徒たちと籠城した際に、兵糧の餅と山の幸、海の幸を合わせて煮て食し、長期戦の体力と気力を養ったのが具雑煮の始まりといわれています。
全国的にも珍しい土鍋でつくる具だくさんの雑煮で、これを食べることを目的に島原を訪れる観光客も多くいるそうです。

材料(2人分)
  • 丸餅
    4個
  • 鶏もも肉
    100g
  • かまぼこ
    30g
  • さつま揚げ
    30g
  • 高野豆腐(乾)
    ・水
    1枚
    1/2カップ
  • 干ししいたけ
    ・水
    2枚
    1/2カップ
  • ごぼう
    1/4本
  • ニンジン
    1/3本
  • 大根
    100g
  • れんこん
    30g
  • 水菜
    8g

  • ・昆布
    ・しいたけの戻し汁
    3カップ
    4g
    適量
  • <A>
    薄口しょうゆ
    本みりん
     
    大さじ1
    大さじ1
    適量
  •  土鍋に水と昆布を入れて30分浸し、火にかけて昆布の周囲に小さな泡が出てきたら昆布を取り出す。
  •  高野豆腐はぬるま湯で戻して短冊に切る。干ししいたけは水で戻して薄切りにし、戻し汁は①に加える。
  •  ごぼうはささがきにして水にさらしておく。ニンジンは半月切りに、大根とれんこんはいちょう切り、水菜は4cm長さに切る。かまぼこは薄切り、さつま揚げは短冊切りにし、鶏もも肉は2cm角に切る。
  •  ②の土鍋を火にかけて沸騰したら中火にし、鶏もも肉、ごぼう、ニンジン、大根、れんこん、しいたけを入れて煮る。具材に火が通ったら、かまぼこ、さつま揚げ、高野豆腐を入れ、Aを加えて味を調える。
  •  別の鍋で煮た餠と水菜を④に入れ、少し煮立ててできあがり。