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食事の傾向というのは
、民族や国によって異なります。例えば、先祖がバイキングの人達は肉類をたくさん食べますし、宗教的な理由で、動物性のものを食べない菜食主義の人もいます。日本人は、世界の民族の中でもたくさんの種類を食べる民族。だいたい一年間で三百〜六百種類を食べると言われています。日本人の平均寿命の長さには、食生活が大きく関わっていると思います。食事や、お酒のつまみは、なるべく多くの種類を食べるよう意識しましょう。昭和60年には、厚生省が一日30品目を目標に摂取することを呼びかけました。単純に計算すると、一食で10品目とることになります。種類を多くとるには、どのような工夫が必要でしょうか。
主食はたいてい米やパンなど一種類ですから 、例えば、主菜の焼き魚に、大根おろしや焼いたしし唐を添えてみる。味噌汁の具も、いつもより一品増やす。副菜の和え物やおひたしも、一種類だけではなく、炊き合わせに。ちょっとした工夫で十種類くらいとれるようになります。
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いろんな種類の食品を、毎日食べるように頑張らなくちゃね! |
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本格焼酎や泡盛は 、様々な飲み方を楽しめるお酒ですが、私はお茶で割って飲むことをおすすめします。お茶にはポリフェノールの一種であるカテキンが含まれています。普段の飲み物も、ジュースや炭酸飲料よりも、カテキンが含まれているものを飲むようにすると良いでしょう。ポリフェノールは、本格焼酎や泡盛などのお酒にも含まれていることで有名ですが、光合成によってできた植物の色素や苦み成分で、体内で悪玉と呼ばれるコレステロールが酸化するのを防ぎ、動脈硬化や心疾患などを予防します。
カテキンは 、唾液や膵液に含まれる消化酵素の働きを抑えます。そして、腸内での糖質の吸収を緩和し、食後の血糖値の上昇を防ぐ働きをします。また、体内の血中脂質を正常化し、血栓を防ぎます。さらに、ガンの発生を防ぐ働きをすることも明らかになっています。
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