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濃いお酒を急に飲んだりすると
、強いアルコールが胃壁に直接触れて刺激され、強い炎症を起こし、出血することがあります。また、大量のアルコールを一気に摂取することで、血中アルコール濃度が急に上がり、急性アルコール中毒を起こすこともあり危険です。
そこまで行かなくとも 、アルコールの血中濃度を急速に上げることは体の負担です。アルコールは体内に入るとアセトアルデヒドという有害物質となりますが、ほとんど肝臓で分解されて無害になります。しかし許容範囲を超えると、アセトアルデヒドが分解されきれず、翌日まで残って二日酔いの原因にもなります。一度に吸収されるアルコールは薄く、少ないほうがいいのです。ですから、あまり濃くないお酒を、ゆっくり飲むのがベスト。本格焼酎や泡盛は、好みで薄めて飲めるし、またお湯割りにすると、少しずつ味わって飲めるという効果もあります。
健康的に飲むには 、一緒につまみを取るといい、とよく言われますが、これは食べ物で胃壁に覆いをかけて、このアルコールの急激な吸収を防ぐためだと思われます。
同様に、何をつまみとして摂るかをしっかり考えなければいけません。アルコールそのものにもカロリーはありますが、一緒に摂取する食べ物のカロリーがそれに追い打ちをかけます。
動物性脂肪や内臓物を食べ過ぎると、コレステロール値が高くなり、肥満の原因になります。心筋梗塞や狭心症などの病気を防ぐには、繊維を多く含む食品を摂るようにしましょう。鶏の唐揚げよりも、煮物や野菜スティックなどの繊維食をお奨めします。
私は月に三〜五回ほど 、シャンソン歌手としてステージに立ちますが、飲むのはそのステージの後が多いです。夜遅い食事は、高脂血症や肥満の原因になるので、夕食を終えてから仕事に入るようにしています。
本格焼酎と泡盛は 、他のお酒に比べてカロリーも低いし、合うつまみも昔ながらの郷土料理です。九州や沖縄地方の個性豊かな料理は、健康面から見てもお酒にぴったりです。キビナゴやさつま揚げ、ゴーヤや豆腐など、健康的な魚類や繊維食と一緒に飲めば、美味しくしかもヘルシーに楽しめます。
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