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今回
、日本酒造組合中央会発行の小冊子「本格焼酎と泡盛 ヘルシーサイエンス」を読ませていただき、本格焼酎や泡盛には、様々な健康効果があることが分かりました。特に、血栓症の病気が多い日本人に、血栓溶解効果があるといわれる本格焼酎や泡盛が注目されるのも、納得がいきます。
私自身 、実は大学に入った頃は、全く飲めなかったんです。コンパの時に、すぐ真っ赤になるのが恥ずかしくて、家で飲む練習までしていました。それで少しずつ強くなっていったんです。卒業して病院で働き始めた頃、医学の限界を目の当たりにして悩みました。また子育てにも追われ、それがストレスになったのか、酒量がまた増えていって。一時は、台所にお酒のボトルを置いて、食事の支度をしながらカパカパ飲んだりしていました。「このままじゃ、食道ガンになるな」と思ったりして。そんな時、友人の紹介で歌のレッスンに通うようになったんです。大声で歌うだけでストレスが消えました。
一九八四年 、念願のライブハウス・銀巴里のオーディションに合格、本格的に歌を歌うようになりました。ですから、内科医と歌手の生活を続けて、もう十五年以上になります。当時はステージが終わってから、他のプレーヤーやお客さんと飲んだり食事したり、不摂生な生活をしていたんです。そしたらみるみる太ってしまいました。それで、深夜はなるべく飲食するのをやめました。今は、毎日のクリニック勤務に差し支えのないように、時々ナイトキャップ程度に、また、月に四〜五回の歌の仕事が終わった後に、仲間と少し飲む程度に落ち着いています。
私の夫は鹿児島の出身で 、お酒といえば芋焼酎なんです。最初飲んでみた時は「なんて臭いお酒だろう」と思いましたが、慣れると素材の香りを楽しめるようになります。気の合う友や、家族と飲むことも多いですが、私は、お酒の場に仕事の話は持ち込まないように心がけています。飲むときは、その時を徹底的に楽しむ。それが一番美味しいし、健康的な飲み方だと思います。これからも、いろいろな本格焼酎や泡盛を、楽しくいただきたいと思っています。 |
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