人気沸騰の秘密は“血液サラサラ効果だ”
南九州で造られ地元を中心に飲まれていたまさに“地酒”と呼べる本格焼酎が、本州や北海道でも大人気を博すようになってきました。人気の理由はいくつもあるのでしょうが、決定的なもののひとつに本格焼酎には血栓溶解酵素を活性化させる効果が、他の酒類よりもはるかに多く含まれているということがあげられます。
なぜそう言い切れるかというと、昨年の一月にテレビ番組で大々的にこの効能について取り上げられてから、本格焼酎人気に一層の拍車がかかったからです。内容自体は、特に新しいものではなかったのですが、一般の人にはほとんど知られていなかったのでしょう。
血栓溶解効果とは平たく言えば、血液をサラサラにして脳梗塞の原因となるものを溶かしてくれるということです。ストレス性血栓の多い現代人にとってこんな強い味方はおりません。
脳梗塞が発生しやすいのは仕事はじめの月曜日が多いと言われているので、特に日曜日の夜の晩酌に本格焼酎を1合程度晩酌で飲むのがよいようです。また最近流行の血液型別で分類すると、B型の人の方が比較的脳梗塞にかかりやすいという情報もあります。B型のみなさん、日曜夜には本格焼酎のお湯割りをゆったりと飲んでリラックスして眠りましょう。
酒文化研究所 狩野卓也(日刊ゲンダイ 4/8掲載)
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