焼酎は脳血栓や心筋梗塞の予防にもなる!!
あるメーカーが先日調査したところによると「健康によいと思うお酒は何ですか」という質問に対して、ワイン、ビールに続いて乙類焼酎が入っていました。元来お酒は、百薬の長と呼ばれるくらいで、心身にリラクゼーション効果をもたらし、飲み過ぎなければ、身体によいものなのです。
焼酎はというと蒸留酒なので、醸造酒に比べて酔い覚めがよく二日酔いになりにくいということは有名です。さらに同じ蒸留酒の中でも、一回しか蒸留しない本格焼酎の場合には特有の味や香りと共に、身体によい効果をもたらしてくれる成分が抽出されて残っているという特徴があります。
例えば、脳梗塞や心筋梗塞の原因になりやすい血栓を溶かす作用があります。研究の第一人者である須見洋行医学博士(倉敷芸術科学大学教授)は、「血栓溶解剤として世界的に使われているウロキナーゼが本格焼酎を飲むと血液中に増えてくる」と先年発表されています。しかもこの成分はアルコール以外の部分に含まれているので、料理に使っても同様の効果が得られるとか。そう言えばかつての男性最高齢者であった泉重千代翁は、毎日黒糖焼酎の晩酌をかかさずボケとは無縁の人生だったことも思い出されます。
酒文化研究所 代表取締役狩野卓也(日刊ゲンダイ5/9掲載)
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