日本酒造組合中央会ホームページ
花こよみ
お酒の買い方
 2003/2/6 発行 no.54 
小さいサイズを自宅にストック

昔ながらのお酒屋さんに加えて、スーパー、コンビニ、ディスカウントストア、専門店など、酒売場のバラエティがどんどん豊富になっています。そこで、いまどきの女性はどんなお酒の買い方をするんだろうと思い、昨年末に四人の女性にインタビューしました。どなたも店や酒をかなり上手に使い分けていらっしゃり、フツーの女性のお酒との付き合い方がどんどん変わっていることに、いまさらながら驚かされました。

たとえば、ふだんはコンビニで発泡酒とビールを買うという女性。彼女は「ビールを先に飲むと発泡酒がまずくて飲めない。発泡酒は増量のため。必ず先に飲む」と言います。銘柄は、気休めなのだけどローカロリーのものにしているそうです。また、ワインや日本酒はスーパーで割安なものを買うことが多いけれど、パーティやちょっと豪華な食事にするときはお酒に詳しい店員のいる専門店や百貨店で、予算と好みを伝えて選んでもらうという方もいました。

日本酒の買い方でなるほどと思ったのは、1〜2回で飲みきる小さいサイズのものを数本買い置きしておくという意見です。その日の気分や料理によって日本酒が飲みたくなるからと言う彼女は、ワインも常に1〜2本買い置きしています。日によって飲む酒が違うという方に、おすすめしたいスタイルですね。時には1回の食事で日本酒、ビール、ワインなどいろいろなお酒を少しずつ飲むのも楽しいものです。

家庭では和洋中のさまざまな料理が一度に食卓に並ぶのですから。


イラスト
Illustration/福田トシオ

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