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| 2002/11/28 発行 no.44 |
日本酒で忘年会
そろそろ忘年会の声が聞こえてきました。12月は一年でいちばん外で飲む機会が増えるときです。街を歩けば、そこかしこに「忘年会承ります」のポスターがあり、さまざまなウェブサイトで飲食店が忘年会キャンペーンを展開していて、お得なクーポンがゲットし放題です。
今年は、不況の影響で給料も思うように上がらず、ボーナスも大幅カットなどと報じられてきました。たしかに懐具合は厳しい方が多いようです。
ですが、冷静に考えてみると飲食店での料金の下がり方は、収入のダウンの比ではありません。バブルの頃なら間違いなく一人1万円はしたような店が、今は5千円が当たり前。3〜4千円のお店でも内装も上品で、席は個室風、料理もけっこうイケルというお店がたくさんあります。上手に探せば、かなり満足度の高い忘年会ができます。
お酒は日本酒を加えてください。ビールやチューハイもおいしいですが、店の定番の日本酒をぜひ、注文してください。実は、ここに店のレベルがはっきり出ます。納得できる価格のごく普通の燗酒を試してみて、ほどよい温度でふくらみのある味わいのお酒が出てくれば、ほぼ間違いなくサービスと料理のレベルは高いものです。下見のときのポイントです。
当日は、水差しにたっぷりと冷水を用意してもらうことをお勧めします。日本酒を飲みながら、水をどんどん飲みます。
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酔いのまわりが遅くなり、少しくらい飲み過ぎても二日酔いしません。ぜひ、お試しください。
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Illustration/福田トシオ
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