酒にまつわる大人の嗜み「ほとばしる浪曲と和菓子で味わう日本酒の夕べ」
ほとばしる浪曲と和菓子で味わう日本酒の夕べ
~日本人の心を鷲掴みにする伝統芸能の力~
浪曲は落語や講談と並ぶ日本の伝統大衆芸能です。
落語は「噺す」、講談は「読む」のに対して、浪曲は「語る」芸能と言われます。ひとつの物語を節(ふし)と呼ばれる歌と、啖呵(たんか)と呼ばれる台詞で話す芸能で、三味線とのかけあいで演じられます。
浪曲のことを「浪花節」とも呼びますが、関西の発祥ではありません。台本はあっても譜面はなく、「浪曲師」と三味線を奏でる「曲師」が呼吸を合わせて舞台でやりあう、まさにジャズのライブセッションのような迫力が何よりの魅力です。およそ伝統的とされる日本の芸能のなかでも、男女がほぼ対等に活躍する稀有な存在でもあります。
今回は、女性浪曲師のなかでも随一の人気を誇る、まさに脂の乗り切った玉川奈々福さんをお招きして、曲師の広沢美舟さんの掛け合いを楽しんでいただきます。
第2部では、千駄木「和菓子薫風」店主の つくださちこさんによる「新年を寿ぐ」和菓子2種、そして和菓子とともに楽しむお酒5種をご用意させて頂き、皆さんと楽しい新年の一夜を過ごしたいと存じます。
限られた人数のご案内になりますが、是非多くの皆様のご参加をお待ちしております。
■ 日 時 令和7年1月15日(水) 18時30分~20時30分
■ 場 所
第1部:浪曲 日本酒造組合中央会 3階会議室(港区西新橋1-6-15)
第2部:懇談(和菓子・日本酒提供)日本の酒情報館(同ビル1階)
■ 募集人数 1部のみ:20名、1部+2部:30名
■ 参加費 1部のみ:1,000円、1部+2部:3,000円
■ 講談師 玉川 奈々福 (たまがわ ななふく)
神奈川県横浜市出身。浪曲師・曲師(浪曲三味線弾きのこと)。
三波春夫先生と同じ7月19日生まれ。
1994年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。
1995年7月、二代目玉川福太郎に入門。三味線の修行をしていたが、師の勧めにより、
2001年より浪曲師としても活動。
2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、
2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回をプロデュース、全10回公演がすべて大入り満席となる。
2006年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。
さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲や、長編浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。
平成30年度文化庁文化交流使として、イタリア、スロベニア、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、キルギス、ウズベキスタンの七か国で公演を行った。中国、韓国でも公演を行った。第11回伊丹十三賞受賞。
■ 曲師 広沢 美舟(ひろさわ みふね)
義太夫から三味線に興味を持ち、偶然入った木馬亭にて曲師の 音締の虜となり、通ううち浪花節のおもしろさに魅せられる。
平成27年5月に日本浪曲協会主催の三味線教室に通い、翌月には沢村豊子門下に入門を志願。
浪曲師を腹で支え、描きたい世界をともに描ける、活かす曲師になるべく楽しく努めて参ります。
■ 和菓子薫風 店主 つくださちこ
大手製薬メーカーにて勤務の後に調理師資格を取得
様々な業態の店で勤務の後、2005年に和菓子の専門学校を卒業
2012年に文京区千駄木に「和菓子薫風」をオープンし、農家直送の食材を使った四季折々の和菓子を、日本酒や中国茶とともに提供している
■ お申込みは下記 Peatix よりお願いします