講談と和菓子で味わう日本酒の夕べ
講談は落語や浪曲と並ぶ日本の伝統大衆芸能で、歴史物を中心とした物語を講談師と呼ばれる人が聴衆に聴かせる朗読劇のようなものです。
落語は「オチ」のある会話を中心としたコメディー的な要素が多く、漫才と同様にテレビやラジオでも触れることのできる現代でも比較的身近な芸能ですが、講談はもう少し知的で固いイメージがあるかもしれません。
しかし落語も講談も「人の言葉を伝える話芸」という点では同じです。一度でも生の舞台を聞いたことのある方であれば、人の言葉の力、「言霊」と言われるものの力を実感されることでしょう。次の世代に継いでゆきたい大切な日本の伝統芸能です。
9月17日「中秋の名月」の日に、今年の3月に真打に昇進された女流講談師の松林伯知さんをお招きし、月を愛でる日本人の心を題材にした講談を演じて頂きます。松林さんは大の日本酒好きを自認されており「日本酒ナビゲーター」の資格も持っておられます。
第2部では、千駄木「和菓子薫風」店主の つくださちこさんによる「名月」をモチーフにした日本酒に合う和菓子2種、そして秋の夜長にぴったりのお酒5種をご用意させて頂き、皆さんと楽しい名月の夜を過ごしたいと存じます。
限られた人数のご案内になりますが、是非多くの皆様のご参加をお待ちしております。
- 日 時 令和6年9月17日(火) 18時30分~20時30分
- 場 所 第1部:講談 日本酒造組合中央会 3階会議室(港区西新橋1-6-15)
第2部:懇談 日本の酒情報館(同ビル1階)
- 募集人数 1部のみ:20名、1部+2部:30名
- 参加費 1部のみ:1,000円、1部+2部:3,000円
- 講談師 松林伯知 (しょうりんはくち)
茨城県 水戸市三の丸出身。 東京女子大学 史学科 卒。 落語・演芸誌の編集業を経て2009年6月、講談師・神田紅に入門、前座名 神田真紅(しんく)。2013年11月、二ツ目に昇進。2024年3月、真打昇進、三代目松林伯知を襲名。亭号松林、伯知共に約60年振りの復活となる。 日本講談協会、落語芸術協会に所属。 古典はもちろんのこと、歴史学の知識をもとに古い講談の復刻も数多く手がけ、またサブカルチャーを題材にした新作講談の創作に精力的に取り組んでいる。趣味はゲームと食べ歩き。カレーと日本酒をこよなく愛す。神田カレーマイスター、日本酒ナビゲーター。
- 和菓子薫風 店主 つくださちこ
大手製薬メーカーにて勤務の後に調理師資格を取得
様々な業態の店で勤務の後、2005年に和菓子の専門学校を卒業
2012年に文京区千駄木に「和菓子薫風」をオープンし、農家直送の食材を使った四季折々の和菓子を、日本酒や中国茶とともに提供している
- お申込み方法
下記URLよりPeatixにてお申込み下さい