桜の便りが待ち遠しいきょうこの頃、
ひと足早く、食卓で春を味わいましょう。
今月は、ちょっと珍しい赤いお酒と、パスタ料理です。
このお酒は、赤い麹(紅麹=べにこうじ)から生まれた自然の赤色の清酒です。
まろやかな甘口の味わいが、ラグーソースのひき肉の旨味を引き出し、独特なコクと香りが、料理の味わいに負けることなく、料理のお供をしてくれます。
前回ご紹介した、こってりとしたクリーム系のパスタ料理と違って、トマトの酸味が、肉汁の旨味をさっぱりと仕立て上げているので、お供のお酒は、ドライなタイプより、コクのある甘口がおすすめです。
コーディネート:
春らしく、若葉のイメージのグリーンを基調に、赤いお酒と、ピンクのチューリップでアクセントを効かせました。
パスタを盛付けたお皿は、キャベツ型をあしらったものです。同じキャベツ型のSPセットを添えて、かわいらしく。
蝶の形をしたかわいらしいショートパスタ、ファルファーレは、アルデンテに茹でて、ラグーソースであえた後、上からパルメジャーノ・レッジャーノをふりかけます。
沖縄の伝統的工芸品である首里織を、ナプキンリングに見立て、使ってみました。