イタリアといえば、ピッツア。
本国では、軽めの白ワインと合わせるのはもちろんのこと、以外にもビールと食べ合わせることが多い、とてもカジュアルで、親しみやすいメニューです。
初夏の風に誘われて、夕暮れ時に、ピッツァと日本酒で、そろそろヴァカンスの予定でもたてませんか。
コーディネート:
ガーデンテーブルに葉っぱのクロスを敷いて。
ウォッカグラスで飲む、冷えた生貯蔵酒の味わいは格別です。
ピザ用のこんなかわいいパーティー皿セットをみつけました。
トマトの赤、モッツァレラの白、バジルの緑、イタリアの国旗を表したピッツァ・マルガリータは、シンプルゆえに、作り手によって味わいの違いがでるピッツァです。今回の組み合わせは、2001年に、ピエモンテ州のブラで開催された、チーズフェスティバル(イタリアスローフド協会主催)に参加したときの印象的な出来事から生まれました。
私がプロデュースした日本酒ブースに、モッツァレラチーズの生産者が、まだあたたかい出来立てのチーズを手に、「このチーズに合うSAKEを飲ませてくれ」とやってきたのです。
これからの季節、ウォーターキャンドルがおすすめ
内心、「えっ???」と思いながらも、様々な種類の日本酒と、モッツァレラの食べ合わせを、モッツァレラに醤油をたらしたり、わさびをつけたりというバージョンまで繰り広げながら1時間半余りにもわたってティスティングした結果、<口当たりがなめらかで軽快な味わいのSAKEと、出来たてモッツァレラチーズの相性は抜群!>ということがわかったのです。
世界初の食べあわせ(かもしれない)の発見に、見ず知らずの生産者と抱き合わんばかりの喜びで、日本酒ブースは大いに盛り上がったのでした。