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| 2002/2/14 発行 no.3 |
日本酒でお肌すべすべ
寒く乾燥した日が続き、肌も荒れがちです。こんな時に試してみたいのが日本酒の美肌効果。日本酒を飲んだり、お風呂に入れて入浴したり、肌に直接塗ったりすることで、肌の健康が保たれるといわれています。
そもそも適量の飲酒には全身の毛細血管を広げ血行をよくする働きがあります。特に日本酒を飲んだ時には、体温が他のお酒を飲んだ時よりも2度ほど高い状態が続きます。皮膚の表面の血行がよくなるので、血液中の栄養素を肌のすみずみにまで行き渡らせることができるのです。
酒風呂は、ぬる目のお湯(37度前後)にコップ2〜3杯の日本酒を加えて入浴します。保湿効果が高く、肌が乾燥しにくくなることが確かめられています。以前、モデルで女優の中島史恵さんにインタビューしたことがありますが、疲れたり肌荒れが気になると酒風呂でゆっくりとくつろぐとおっしゃっていました。モデルやスポーツ選手に酒風呂ファンは少なくありません。
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日本酒をローション替わりにお使いになる方もいらっしゃいます。日本酒に含まれるコウジ酸には、シミやほくろの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きがあるほか、細胞の老化を防ぎ活性化することがわかっています。
酒風呂にゆっくり浸かってくつろいだあと、おいしい日本酒を楽しんでください。からだの内と外から肌をいたわってあげましょう。
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Illustration/福田トシオ
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