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| 2002/2/7 発行 no.2 |
日本酒でバレンタイン・ディナー
来週はバレンタインデーです。以前は女性が、好きな男性にチョコレートをプレゼントするだけでしたが、最近は夫婦やカップルでおいしい食事をする機会にもなっています。今年は14日が木曜日ですから、今週末に早目のバレンタイン・ディナーと洒落てみてはいかがでしょうか。
ちょうど冬の魚介類がおいしい時期です。牡蠣、かに、たら、あんこう等、スーパーや魚屋さんには新鮮な魚がたくさん並んでいます。ご夫婦やカップルでちょっとだけ豪華な鍋料理なんていいですね。鍋に日本酒を加えると味わいがぐんと引き立ち、臭みもマスキングされます。もう、鍋は食べ飽きたという方には生牡蠣やお刺身がおすすめ。身が引き締まり、脂がのったおいしいお魚をいただきましょう。
魚介類に合わせるお酒は日本酒がいちばんです。日本酒の味わいはアミノ酸の旨味がベースで、魚介類の旨味にピタピタ合います。ビールやワインもおいしいのですが、魚介類の臭みが際立ってしまうことがあります。生牡蠣や魚卵、塩辛など臭みの強いものは日本酒に限ります。
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それから、一度試していただきたいのは、白身魚のお刺身をレモン醤油でいただくこと。醤油は香りも旨味も濃厚な調味料ですから、淡白なお刺身にはちょっときつい感じがします。お醤油にレモン(スダチやカボスでもOK)を絞って、これに日本酒を合わせてみてください。驚くほどマッチします。
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Illustration/福田トシオ
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