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| 2002/4/25 発行 no.13 |
海外でブームの兆し
いよいよゴールデンウィークです。海外へ出かける方も多いことでしょう。
数年前から海外でスシが大ブームとなっています。1980年代にアメリカでブームになりましたが(映画「将軍」がヒットした頃。懐かし〜い)、当時と違うのは、今回はアジアやヨーロッパでもブーム化していることと、回転寿司がお客さんを引き付けていることです。
当然、日本酒への関心も高まっています。今度の旅行では手土産に日本酒を持っていってはいかがでしょうか。喜ばれること請け合いです。ずいぶんよくなりましたが、海外では、まだ、いい状態で日本酒を出すお店は限られます。日付が古かったり、直射日光を浴びたりして風味が損なわれていることもあるようです。
海外の方に日本酒の魅力を伝えるポイントは3つ。
ひとつは米からつくられた酒であることです。米のイメージがよいうえに、米からは想像できないような香りがあることが関心を引きます。
ふたつめはいろいろな温度で楽しめること。まだ、アツアツの燗で飲むものと思い込んでいる方が多く、冷して、そのままで、少し温めて、とさまざまな温度でそれぞれにおいしさがあることは驚かれます。
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三つ目は日本には日本酒メーカーが約2000社もあることです。メーカーの数が多いことは、日本の生活に深く根ざしていることを意味します。ワインもビールも、本場にはたくさんのメーカーがあることを想像してください。
海外に出かける時、外国人と日本で交流する時、ぜひ、日本酒のよさを伝えてあげてください。
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Illustration/福田トシオ
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