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| 2002/4/18 発行 no.12 |
日本酒を水割りで
今年の東京は例年になくサクラが早く、もう、ツツジやサツキが咲き誇っています。あちこちの雑誌はガーデニング特集が組まれ、ホームセンターや花屋には小さな苗木がたくさん並んでいます。午前中は春というよりも初夏を思わせるような日差し。半袖で過ごせる日もあって、冷たいお酒が欲しくなります。
この時期のおすすめのお酒は、そうですね、ロックと水割りでしょうか。えっ、ウイスキーじゃなくて日本酒がいいですって。だから、日本酒に氷を浮かべたり、水で割ったりして飲むことをおすすめしているのですよ。
日本酒はできたお酒に水を加えてアルコール度数を調整して製品化されます。水で割っても何も問題はありません。氷を入れるのだって自由です。
暖かくなると、お酒をゴクッと喉で飲みたい時がありますよね。日本酒をそのままいただいたのではちょっとキツイ。そこで、水で割ったり氷を浮かべたりしていただく。骨太な味わいのお酒なら、水で割ってもとてもおいしい。水割りのお酒は酔い心地もゆっくりとソフトで、大勢でわいわい飲むにはもってこいです。スパイシーな料理や油っこい料理にもよく合います。
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日本酒の水割りは物足りないという方は、最初の一口、二口はそのままいただいて、途中から水割にしてみてください。抵抗なく馴染めます。季節や気分、料理に合わせて日本酒を自由自在に楽しみましょう。
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Illustration/福田トシオ
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