「花を愛でながら味わう」 香川漆器(香川)
香川県産の酒米“さぬきよいまい”から作られた、まろやかな口あたりの純米酒。
特産物のフレッシュオリーブの新漬けとの相性は抜群です。艶やかな朱色と繊細なタッチで描かれた花模様が、雅な春の宴を演出します。
花見酒の季節がやってきました。
桜の木の下で楽しんだお酒の余韻をもう一度、 酒器に描かれた華ある世界と共に、じっくりと味わうのも粋なものです。
文・コーディネート/手島麻記子photo/亀谷進
今回のPick up―なかた かな ―
なかた かな
- 1972年
- 愛媛県に生まれる。
- 2006年
- 香川県漆芸研究所研究生修了。香川漆芸の伝統技法のひとつである「キンマ」等を学ぶ。
- 2007年
- 中田漆木に就職。 職人仕事のかたわらお箸などを製作。地元高松でお箸のワークショップ(my箸うるし絵付け体験)を数回開催。
- 2008年
- 東京池袋伝統的工芸品センターにて行われた「女性職人展」出品。現在、漆の小物(お箸、お箸置き、お椀など)やキンマの仕事等しています。
漆器の良いところは、軽く口当たりが良いところです。
熱を伝えにくいので、熱いものをいただくときも持つ手が熱くなりすぎません。満開の桜の花を漆絵で表現しました。
いろんな人に使っていただけたらうれしいです。