前回に引き続き、福岡の蔵元さんが教えてくれた古酒の美味しい飲み方マメ知識第二弾をお伝えしますよ!
古酒は、
“この料理に合わせるのは、日本酒ではちょっとキツイな”
と感じるものに結構合うのだそうです。例えば、油っこいもの、スパイシーなもの、濃い味のタレがかかったもの、肉料理など。
そこで、癖のあるラムのステーキを作って古酒と合わせてみました。すると、ラムの臭みが古酒の甘さと苦味に程よく調和して、めちゃくちゃ合うのですよー。下手に赤ワインと合わせるよりも、古酒と合わせる方が断然面白いと思ったわね。
また、鰻丼とも合わせてみました。これまたタレが複雑な味になり、更に美味しくなるのよー。あまりの美味しさに、思わず主人の鰻を横取りし、二杯目を食べてしまいましたよ。・・・食べ過ぎました。
更に古酒は、純米酒の古酒のぬる燗が最高なんですって。古酒を燗にするなんて、ただでさえ個性が強いお酒なのに、更にボリュームが出そうで今までは躊躇していたけど、トライしてみました。
すると、思ったよりも上品に香りが立ち、その香りが口の中にパーっと広がり、スーッと鼻に抜け、古酒の濃厚な余韻が口の中にいつまでも残るのよ。それ吟醸酒にも勝るとも劣らない。目からウロコが落ちたわ。古酒のぬる燗、絶対にオススメよ!
そんなわけで、最近の私は、すっかり古酒の奥深さに嵌っています。皆さんも是非、古酒を楽しんでみてください!