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日本酒スタイリスト 金子 ひろみ
Osakeにあう簡単・ヘルシー・美味しいおつまみ VOL.46

材料(2人分)

さんま
2尾
うめぼし
2個
だし汁
1カップ
しょうゆ
小さじ2

作り方

  1. さんまは頭と腹わたを取り、洗って水気をキッチンペーパーでとって4等分にする。
  2. 鍋にだし汁を煮立て、しょうゆと種を取ってつぶした梅干しを入れ、さんまをそっと入れてクッキングシートを被せて蓋をし、弱火で約10分煮て器に盛る。

料理のポイント

  • さんまは身が柔らかく皮がはがれやすいので、煮ている時にあまり動かさない。
  • 味をみて梅干しの量を調整する。

美容・栄養・日本酒

さんまは栄養価が高く、良質なたんぱく質の他に、ビタミンB12や鉄も多く含まれています。また脂質も多く、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸が豊富です。EPAやDHAは悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やして動脈硬化や脳梗塞、高血圧などの生活習慣病の予防が期待できます。

さんまの旬は秋で、漁獲時期は8~12月です。しかし近頃は冷凍技術の発達から、その時期に大量にとって新鮮なうちに冷凍保存し、解凍して販売することが多くなり、1年中手に入るようになりました。パッケージに「解凍」と表示してあるものが冷凍さんまを解凍したものです。冷凍ものかどうかが不明な場合はお店で確認してください。鮮度を保ったまま冷凍し、保存状態が良いものであれば問題はありませんが、表示がなく、あいまいなものは避けた方が良いでしょう。

さんまを選ぶポイントは、口先が黄色く、黒目の周りが澄んでいるもの。身に厚みがあって光沢があり、お腹が固いもの。全体的にずんぐりしているものは新鮮です。さんまの梅煮は殺菌効果の高い梅干しと煮るので、生臭さも消えて美味しくいただけます。また梅干しの酸味と塩分によって、調味料を控えることもできます。冷めても美味しいので、多めに作っておくと便利ですね。

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