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日本酒スタイリスト 金子 ひろみ
Osakeにあう簡単・ヘルシー・美味しいおつまみ VOL.37

材料(2人分)

豆腐(絹ごし)
1丁
トマト
1/2個
ピータン
1個
香菜
適宜
あさつき
2本
大さじ2
ごま油
小さじ1
しょうゆ
小さじ2
一味とうがらし
少々
白ごま
少々

作り方

  1. 豆腐は食べやすい大きさに切り、水気を切って器に盛る。
  2. トマトはさいの目切り、ピータンは乱切りにする。あさつきは小口切りにする。
  3. の調味料を合わせてタレ作る。
  4. 豆腐の回りにトマトとピータンを散らし、のタレをかけて刻んだ香菜とあさつきを散らす。

料理のポイント

  • ピータンは独特のにおいがあるので、切ってからしばらく放置すると良い
  • タレをかけて時間が経つと水っぽくなるので、タレは食べる直前にかける

美容・栄養・日本酒

ピータンはそのまま食べてもおいしいものですが、食感の似ている豆腐と相性が良いので、“ピータン豆腐”は中華料理の前菜として定番となっています。

ピータンはあひるの卵の加工品で、木灰、食塩、茶、粘土などをこねたものを殻の表面にぬり、もみ殻をまぶして数カ月置きます。すると卵白は茶色の透明なゼラチン状に固まり、卵黄は分解して緑褐色と黄褐色の層になります。生の卵と比べるとアミノ酸の数種類が分解され、ビタミンBがほとんど消失しますが、カルシウムやナトリウムが増加します。

豆腐にはたんぱく質、ビタミンB群、カリウム、リノール酸、ビタミンEが豊富に含まれているので、ピータンと一緒に食べると不足している栄養素が補えます。そしてトマトをトッピングすると、β–カロテンやビタミンCなどもプラスされ、バランスの良い一品になります。

今回は酸味を利かせたタレをかけ、あさつきや香菜を散らしてさっぱりいただきます。香菜が苦手な場合は、ねぎやみょうがなどの香味野菜をプラスしたり、オクラやきぬさやをさっとゆでて添えましょう。

たまには古酒を。なんていう時には、この一品が是非ともお勧めです。

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