きゅうりにはみそ、大根にはねり梅、アスパラガスにはマヨネーズがお決まりの調味料。それらに意外な食材や調味料を加えることで、アクセントのあるディップに早変わり。
みそ(信州みそ)には同じ発酵食品のチーズがとても合う。みその塩分が高いので、チーズはブルーチーズやカマンベールチーズなどの塩辛いものではなく、カッテージチーズを混ぜます。カロリーが気にならなければクリームチーズでも良いでしょう。そこにすりおろしたにんにくを少々混ぜるとパンチのきいた味に。野菜だけではなく、肉や魚にも合います。
チーズをベースにしたディップにはマヨネーズとアンチョビを。アンチョビの香りと塩分が食欲をそそります。野菜だけではなく茹でたじゃがいもやソーセージにもよく合います。お好みでカイエンペッパーを加えても良いでしょう。
ヨーグルトに刻んだオリーブや白ごまを加えて味に深みをつけ、ねり梅を加えると酸味が強まり引きしまった味に。梅干しのクエン酸やヨーグルトの乳酸菌がアルコールの分解を助けてくれます。
みそもチーズもヨーグルトも、日本酒と同じ発酵食品。合わないはずがありません。
特徴的な栄養素
(みそ)たんぱく質、脂質、アリシン
(チーズ)たんぱく質、脂質
(ヨーグルト)たんぱく質、
オレイン酸、クエン酸
(調理時間:5分、5分、5分)
管理栄養士・金子ひろみ
ご家庭で簡単に作れる日本酒に合うおつまみをご紹介いたします。
お仕事が終わった後に、友人を招いて簡単なホームパーティーを開くときに、手軽に作れることがポイント。また、美容と健康のためにも、おつまみにも気を配って、必要な栄養素も補給してしまいましょう。