日本酒スタイリスト 金子 ひろみ
Osakeにあう簡単・ヘルシー・美味しいおつまみ VOL.27
材料(2人分)
- 鶏もも肉
- 1枚(200g)
- 玉ねぎ
- 1/2個(100g)
- セロリ
- 40g
- 人参
- 1/5本(40g)
- パプリカ(黄)
- 1/2個(80g)
- チャービル
- 少々
- 白ワイン(日本酒でも可)
- 1/4カップ(50ml)
- 水
- 1・1/2カップ
- コンソメ顆粒
- 小さじ1
- 塩・こしょう
- 少々
- オリーブ油
- 小さじ2
作り方
- 鶏もも肉は余分な脂肪を切り落とし、皮にフォークを数か所刺して味がしみ込みやすいようにする。塩・こしょうを軽くふっておく。
- 玉ねぎ、セロリ、人参、パプリカは1.5cm角のさいの目に切る。
- 鍋にオリーブ油小さじ1を熱して、鶏もも肉の皮を下にして入れる。やや強めの中火で両面焦げめがつくように焼く。
- 鶏肉を一旦取り上げてオリーブ油小さじ1を足し、玉ねぎ、人参、セロリ、パプリカの順に入れて野菜を炒める。
- 4に鶏肉を戻し、白ワイン、水、コンソメ顆粒を加え、水分が逃げないように蓋をしてときどきアクをとりながら30分弱火で煮る。
- 塩・こしょうを加えて味を調え、器に盛ってチャービル(もしくはパセリのみじん切り)を飾る。
料理のポイント
- 野菜を同じ大きさに切り揃えると、見た目や食感が良くなる
- 蓋をして弱火で煮ても水分が足りなくなったら、少しずつ調整しながら水を足す
美容・栄養・日本酒
人と鍋を選ばず、短時間で必ずおいしく作れるチキンの煮込みです。玉ねぎやセロリ、人参、パプリカなどの野菜の甘味と鶏肉のうまみが凝縮された一品。玉ねぎは加熱するとメルカプタン類※により甘味を強く感じます。黄パプリカや人参によっても甘味がプラス。
パプリカはピーマンの一種です。未熟果のピーマンが熟すに従い、黄色、橙色、赤色になって甘味も強くなります。もし黄パプリカが手に入らない場合は、橙色や赤色のパプリカを使ってもよいでしょう。
鶏肉はもも肉を選ぶと適度に含まれている脂肪分によって、しっとりやわらかくでき上がります。白ワインを2人分で1/4カップ(50ml)加えて煮込むので、実にやわらかな仕上がり。もちろん白ワインを日本酒に変えてもおいしくなります。
鶏肉を口の中に入れると、ほろっと崩れるぐらいにやわらかいので、お箸でおいしくいただけます。そしてお好みの日本酒を、少し冷やしてシャンパングラスに注いでみてはいかが。和と洋のコラボレーション。和食だけではなく、洋風のおつまみにも合うところが、日本酒が世界で人気を得られる所以ですね。
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特徴的な栄養素
たんぱく質、β–カロテン
食物繊維
(調理時間:35分)
管理栄養士・金子ひろみ
ご家庭で簡単に作れる日本酒に合うおつまみをご紹介いたします。
お仕事が終わった後に、友人を招いて簡単なホームパーティーを開くときに、手軽に作れることがポイント。また、美容と健康のためにも、おつまみにも気を配って、必要な栄養素も補給してしまいましょう。