ホクホクした舌ざわり、ほのかな甘味が魅力的なかぼちゃは、女性に大人気の野菜です。かぼちゃは他の野菜に比べて1度に食べる量が多いので、ビタミンをたっぷり補給することができます。β–カロテンはもとより、ビタミンB1やB2、C、E、カリウム、食物繊維も豊富です。例えばドレッシングをたっぷりかけたグリーンサラダに比べてビタミンが多く摂れるだけでなく、100gのカロリーはさつまいもよりも少なく、ご飯約1膳の約1/3ほどしかないので、女性には強い味方です。
中華の調味料である甜面醤を使ったタレをホックリ煮揚げたかぼちゃにかけた一品は、一見中華風ですが日本酒によく合います。
かぼちゃの旬は冬と思われがちですが、実は夏。5月ごろから出回り、ピークは秋までです。これ以外の時期はオーストラリアやニュージーランドからの輸入物が出回ります。
冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないといわれますが、今の時期からかぼちゃをしっかり食べて、寒い時期を乗り越えたいもの。かぼちゃの甜面醤ソースで熱燗を一杯。カラダが芯から温まりそうですね。
特徴的な栄養素
β–カロテン、食物繊維、
たんぱく質
(調理時間:20分)
管理栄養士・金子ひろみ
ご家庭で簡単に作れる日本酒に合うおつまみをご紹介いたします。
お仕事が終わった後に、友人を招いて簡単なホームパーティーを開くときに、手軽に作れることがポイント。また、美容と健康のためにも、おつまみにも気を配って、必要な栄養素も補給してしまいましょう。