日本酒スタイリスト 金子 ひろみ
Osakeにあう簡単・ヘルシー・美味しいおつまみ VOL.17
材料(2人分)
- 生ハム
- 8枚
- なす
- 4本
- トマト
- 1/2個
- ケイパー
- 大さじ1
- -A-
- しょうゆ
- 大さじ1/2
- オリーブ油
- 大さじ1/2
- 酢
- 大さじ1・1/2
- レモン汁
- 大さじ1/2
- こしょう
- 少々
- オリーブ油
- 大さじ1/2
- チャービル
- 適宜
作り方
- なすは耐熱皿にのせて、水少々をふってラップをし、500Wのレンジで約8分加熱する。
冷水に取って皮をむき、縦半分に切る。
- 1を生ハムで巻く。オリーブ油をひいたフライパンで巻き止めを下にして焼き、焦がしながら全体を焼く。
- トマトを湯むきして種を取り除き、粗みじんにする。ケイパーも粗みじんにする。
- 2のフライパンでAと3を加熱し、器に盛った2に回しかけてチャービルを飾る。
料理のポイント
- なすはレンジで加熱しない場合は、網で焼いて皮をむいても良い。
- 生ハムは焼き過ぎると本来の食感や風味を失うので気をつける。
美容・栄養・日本酒
夏から秋にかけておいしいなすを、どのようにアレンジするかは腕の見せどころです。
なすはほとんどが水分で栄養価は高くありませんが、味にクセがないので、どのような調理法にも向きます。また加熱をするととろけるような舌触りになり、それが好まれて世界各国でよく食べられています。何よりもなすは油と相性が良いので、なすを皮ごと揚げてから生ハムに巻いてもおいしいものですが、今回はヘルシーに仕上げるために、レンジで加熱して皮をむき、生ハムを巻いてからソテーします。
生ハムの由来は古代ローマ時代にさかのぼります。良質な乳酸菌や酵母菌に守られているので、冷蔵庫のなかった時代から作られていました。この乳酸菌などで生ハムの良質なたんぱく質は消化の良いかたちにされます。
また脂肪に含まれている脂肪酸には、オリーブ油の主成分であるオレイン酸が多量に含まれています。生ハムの塩分がしっかりしているので、ソースはトマト、レモン汁、酢を使ってさっぱりと、ケイパーで味に深みをつけた仕上げにします。
日本酒も生ハムも発酵食品なので、相性が良い組み合わせ。このメニューは温かくても冷たくてもおいしくいただけます。
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特徴的な栄養素
たんぱく質、ナスニン(皮つきの
場合)、カリウム、リコピン
(調理時間:15分)
管理栄養士・金子ひろみ
ご家庭で簡単に作れる日本酒に合うおつまみをご紹介いたします。
お仕事が終わった後に、友人を招いて簡単なホームパーティーを開くときに、手軽に作れることがポイント。また、美容と健康のためにも、おつまみにも気を配って、必要な栄養素も補給してしまいましょう。