日本酒スタイリスト 金子 ひろみ
Osakeにあう簡単・ヘルシー・美味しいおつまみ VOL.4
材料(2人分)
- 鶏もも肉
- 1枚
- ししとうがらし
- 6本
- 塩
- 少々
- 山椒
- 少々
- しょうゆ
- 少々
- サラダ油
- 大さじ1
作り方
- 鶏もも肉の皮目にフォークで穴をさし、塩をふって約5分おいてうま味を出す。
- 両面に山椒をふり、大さじ1/2のサラダ油を熱したフライパンに皮目から入れて両面を色よく焼く。
- 2のフライパンでしょうゆを焦がして焼いた鶏肉にかける。好みで山椒をさらに振っても良い。
- 別のフライパンに大さじ1/2のサラダ油を熱して、ししとうがらしを焼いて3に添える。
料理のポイント
- 皮目にフォークや包丁で切れ目を入れることで、味がしみこみやすくなる。
- 鶏肉は加熱すると硬くなりやすいので、やや強火でさっと焼く。
- ししとうがらしは焦げやすいので、さっと油に通す程度のほうがきれいに仕上がる。
コラム日本酒
小粒でピリリと辛い山椒は、日本人に古くから愛されてきたスパイスです。奈良時代には既に漬物や煮物などに使われ、なんと縄文土器にも入っていたのですから驚きます。
辛味成分のサンショオールは、唐辛子とは違った辛味で、香りや苦味も特徴的。これらにより腱胃や鎮痛、消炎、臭み消しなどの効果が期待できます。
粉山椒はうなぎには欠かせないものですが、鶏肉のソテーに使うと、こしょうとは違った風味を楽しむことができます。また、しょうゆの香ばしさとマッチして、日本酒との相性の良さを感じます。
美容・栄養
鶏肉は他の肉類と比べてビタミンAが多いので、この時期にかかりやすい風邪の予防にもなりますし、美肌を作るときには欠かせないビタミンです。ししとうがらしを油で炒めると、ビタミンAをより効果的に摂ることができます。ちなみにアルコールで消耗されるビタミンAを、おつまみから補給しておくことは、体にやさしいお酒とのつきあい方になります。
鶏肉の脂肪分が気になる方は、もも肉ではなく、胸肉を選び、皮を取ってから調理すると良いですね。
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特徴的な栄養素
たんぱく質、脂質、ビタミンA、
ビタミンC、カリウム
(調理時間:10分)
管理栄養士・金子ひろみ
ご家庭で簡単に作れる日本酒に合うおつまみをご紹介いたします。
お仕事が終わった後に、友人を招いて簡単なホームパーティーを開くときに、手軽に作れることがポイント。また、美容と健康のためにも、おつまみにも気を配って、必要な栄養素も補給してしまいましょう。